PyukiWiki0.1.0をPyukiWiki0.1.1にバージョンアップ・移行する

PyukiWikiのバージョンアップ(attachプラグイン導入)

PyukiWikiのVer 0.1.1で, 待望のattachプラグインが導入されました!

Ver 0.1.0からVer 0.1.1への移行手順について記述します.


1.ダウンロード

http://nekyo.hp.infoseek.co.jp/pyuki_011.zip
から,PyukiWiki Ver 0.1.1のZIPファイルをダウンロードした.

2.設定ファイルの変更

以下の内容を,設定ファイル(pyukiwiki.ini.cgi)に追加する.

pyukiwiki.ini.cgi に追加

# for ver 0.1.1 2004.09.04
$::enable_convtime = 1; # 1:Disp Convert Time/0:None;

# add Ver 0.1.1 2004.09.04
# edit
$::cols = 80;
$::rows = 25;
$::file_format = "$::modifier_dir_data/format.txt";
$::extend_edit = 1;          # 0:Normal / 1:Use Extend Edit

$::plugin_dir = "./plugin/"; # Plugin Directory

# attach
$::file_uploads = 2;         # 0:Non/1:Use/2:WithAuth
$::max_filesize = 1000000;   # Upload Limit File Size
$::upload_dir = "./attach/"; # Attach Directory

なお, $::file_uploads = 2; の行は,ファイルアップロード(attach)機能の利用制限についての設定.

file_uploadsの値動作
0attach機能を使用しない
1誰でも使用できる
2管理用パスワードを入力したユーザのみ使用できる

管理者しかファイルをアップしないなら,2で良い.

3.wikiディレクトリの更新

更新する必要があるのは,以下の2ファイル.

  • wiki.cgi (上書き更新)
  • instag.js (新規追加)
  • pyukiwiki.ini.cgi (手作業修正)

pyukiwiki.ini.cgiについては,2.で既に述べた.

4.attachディレクトリの作成

アップロードしたファイルの格納先として,wikiディレクトリ配下に attachという名前でディレクトリを作成する.

なおこのディレクトリには,Webサーバが書き込みを行うので, それ相応のパーミッションを設定しておく必要がある. chownでnobodyをオーナーにしておくとか,chmodで誰でも書き込み可能にしておくとか.

私の場合は,attachディレクトリのオーナーをnobodyにしておきました.

5.imageディレクトリの内容を更新

wiki/imageディレクトリの中に,いつの間にかファイルが増えていた...

どのバージョンでどのファイルが追加されたのか判らないが, file.pngなど,とにかくattach機能で使うアイコンファイルがあるので,最新の内容を全て追加しておく.

まぁこれをやらなくても,ブラウザでアイコン画像が×印で表示されてしまうだけではある.

6.pluginディレクトリの内容を更新

wiki/pluginディレクトリに,以下の新ファイルを追加した.

  • edit.inc.pl
  • attach.inc.pl
  • ref.inc.pl
  • adminedit.inc.pl
  • lookup.inc.pl

少なくとも,attach機能本体のattachと,アップされたファイルを参照するためのrefは, 必須かと思う.

7.リソースファイルの更新

データ格納用ディレクトリ($::modifier_dir_dataで指定しているディレクトリ)にある, resource.ja.txtを更新する.

アップロード関係のメッセージが色々追加されているので, これをやらないと意味不明なアップロード画面になってしまう.

8.稼働

これで動作するはず.

とりあえず,連鎖ウィキでは動いています.


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