初夏の尾瀬に,テント持参で出かけました.尾瀬沼キャンプ場です.

尾瀬〜2007年夏〜

2007.07.07-09

初夏の尾瀬に,テント持参で出かけました.尾瀬沼キャンプ場です. ニッコウキスゲにはまだ早い時期ですが,ワタスゲの果穂やその他色々な花が咲いていました.

ゴゼンタチバナ,コバイケイソウはいたるところでみられ, 大江湿原でイワカガミを1輪だけ発見, ヒオウギアヤメかカキツバタ(どちらか区別が付かなかった)を多数, レンゲツツジ,その他色々(名前不明).

 7/7
 大清水 → 三平峠 → 尾瀬沼キャンプ場(泊)
 
 7/8
 尾瀬沼キャンプ場 → 沼尻 → 大江湿原 → 小渕沢田代 → 尾瀬沼キャンプ場(泊)
 
 7/9
 尾瀬沼キャンプ場 → 三平峠→ 大清水

尾瀬沼キャンプ場

ザックの重さでへろへろになりつつたどり着いた.

尾瀬沼ヒュッテで,予約していたのですが...とキャンプを申し込むと, 空いているデッキ番号を選べました.1番だけ使用中とのこと.

どのみち水場から遠くて不便なことに大差はないので,少し離れた10番を選びました.

[原寸画像1600×1200]

セッティング完了.

デッキ上なので杭が打てないので,ロープはデッキの側面に付いているリングに結びつけました. (原寸画像を見れば判ると思います)

小さいテントだと,片方のリングにロープが届いても,もう片方のリングには延長しないと遠くて届かないという状況がありそうです.

今日は結局,全体で4張りほどになったようです. 土曜日なのに空いている...

キャンプ者は500円で尾瀬沼ヒュッテの風呂に入れるとのことなので, テントのセッティング後は,風呂に入ってビールを飲んでました.

キャンプなのに風呂に入れるとは,良い話だ.

あとこの場所はやぶが近いせいか,じっとしていると蚊が寄ってくる.何か蚊対策を持ってきた方が良かったかも知れない.

尾瀬沼

[原寸画像1600×1200]

天気はまずまず.

[原寸画像1600×1200]

尾瀬沼は相変わらず,入れ食い状態...

日が暮れそうになったので夕食に取りかかるが, 水場から遠くて不便とは言っても,水場での食器類の洗浄が禁止されているので, 実際のところ水さえ容器にため込んでおけば,トイレ以外に水場に行く用事は無いのでした.

レトルト中華丼とレトルトハンバーグで夕食を済ませて,早々に寝ました.

この晩は,長袖シャツとフリースを着込んで寝ましたが,明け方はそれでも冷えました.

キャンプ場の調査

朝,暇だったので,次回に備えてキャンプ場の日当たり調査を行った.

日当たりが良いと,

  • 撤収の時にテントが乾いて有利
  • 衣類を乾かしやすい

からである.

7/8の朝という条件では,下図のような結果になった.

このキャンプ場は木が多いので,場所によってかなり日当たりに違いがある.

俺的には,10番じゃなくて14番にすれば良かったかと思った.

沼尻への散策

晩においしいビールを飲むために,一汗かくことにした.

[原寸画像1600×1200]

沼尻へ向かう途中の湿原.

レンゲツツジ,コバイケイソウ,あとワタスゲが見える.

[原寸画像1600×1200]

ヒオウギアヤメとカキツバタの区別が付かない...

と思っていたら,すいすい尾瀬なび に,「ヒオウギアヤメの群生」という解説が...やっぱり皆さん同じ場所で写真を撮るんだな

[原寸画像1600×1200]

沼尻に着いた.奥に見えるのは,沼尻休憩所.

ワタスゲは,数的にはあまり見られなかった.今年は少ないのだろうか.

小渕沢田代

沼尻から大江湿原に引き返してきて,今度は小渕沢田代に出かけた.

小渕沢田代へは,大江湿原か尾瀬沼キャンプ場奥から行くことができるが, 足の着地を気にするようなぬかるみは大江湿原からの道に多いため, 大江湿原から入った方が快適に歩けると思う. (個人的には,ぬかるみにズボッというのは,下りが圧倒的に多い)

ここはあまり尾瀬らしくないコースなので,結構気に入っている. 何というか低山徘徊の雰囲気がする.

[原寸画像1600×1200]

小渕沢田代はいつ来ても,もやがかかっている感じで幻想的だ.

[原寸画像1600×1200]

ここは,鳥の声がよく響く.

これだけ歩いたので,また風呂に入っておいしいビールを飲めたわけだが, この晩のキャンプ場は,俺のテントだけだった.

深夜のキャンプ場に完全に1人だけというのは,少々薄気味悪い...


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