ページを「追加」したのではなく既存のページを「修正」したということは,RSSでうまく表現できない.それを何とかしようと,RSSに更新情報を埋め込むことを考えた
ページの修正をRSSで表現する最近twitterをはじめて思ったが,twitterは単につぶやきを書くという用途の他に, サイト本体(カモランド)の更新情報を配信するという用途も考えられる.サイトの更新情報は既にRSSで配信しているのに,一体なぜそんなことを考えたのか?を自問すると, RSSによる配信には
という欠点があるからだと気づいた. カモランドに新しいページを追加した場合は, 「何月何日に,こういうタイトル,概要のページが追加された」ということをそのままRSSで表現できて, 何の不満もないのだが,以前作成して既に存在しているページを,間違いや最新情報で修正した場合には, 「何月何日に修正したか」は表現できるものの,「どういう内容の修正をしたのか」をRSSでは表現できない. RSSを見ても,わからない. でまぁ対策として,初めに思ったようにRSSではなくtwitterを使ってみるというのも一案なのだが,twitterでその場限りの投稿をするより, そのページに紐づくデータとして残しておいた方が後々良いと思うので,現状のカモランド本体のRSS配信の仕組みで何とかすることにした. 対策案(A) 「更新情報そのもののRSS」を配信する更新したページのRSSとは別に,更新内容を中身とするRSSを作るという案.この場合,更新内容のRSSは更新したページに関連付いていなきゃならんので, 結局,更新内容のRSSも更新したページのRSSも,どちらも同じリソース(= 更新したページのURL)を参照することになる. これは,なんかよくわけがわからん状態なので却下.この文章を書いていてもわけわからん. (B) 更新したページのRSSに,更新内容の情報を挿入する更新したページのRSSには,上述のようにどういう修正をしたのかの情報がないので不便なわけだが, それならその情報を載せるようにすればいいのだ.ハッハッハということで,(B)案で実装することにした. 実装調べてみたが,RSSには「どういう修正をしたか」を記述するための語彙は無いようだ.そこで仕方ないので, 属性の消去法でdescription属性に埋め込むことにした.こんな感じ.<title>キーワード抽出による関連ページ導出(2)</title> <link>http://kamoland.com/wiki/wiki.cgi?%A5%AD%A1%BC%A5%EF%A1%BC%A5%C9%C3%EA%BD%D0%A4%CB%A4%E8%A4%EB%B4%D8%CF%A2%A5%DA%A1%BC%A5%B8%C6%B3%BD%D0%282%29</link> <description>Webページから単語抽出して遊ぼう.前回は,キーワードとしてふさわしくないような単語まで抽出されて,頭を抱えたところで終わった.【更新】対象の検索エンジンにBingを追加しました (2009-08-01)</description> <content:encoded><![CDATA[<p> そしてWiki本体では,更新履歴を記述するためのWikiのプラグインを作成した. RSS生成プログラムも改造して,プラグインで記述した更新履歴をdescriptionに付与するようにした. ページを修正した場合は,このプラグインを使って更新履歴を書くようにすればよい. これで,完成. RSSとtwitterの関係 (余談)RSSは普及した標準規格であること,twitterはユーザ数が多いこと,という特徴から, どちらも広範囲に情報を伝達する能力があるので,RSSの代わりにtwitterを使うという考え方もあり得ると思う. (最初の話ですが)例えばこの記事では,そういう伝達能力だけでなく,twitterのソーシャルな点にも着目している. ソーシャルだからどうこうという話は,俺にはよくわからないが,twitterの用途として興味深いのは確か. ただ個人的には,情報収集ツールとして見たときのtwitterは,時間の使い方として無駄が多いんじゃないかという気がしています. (まだあまりtwitterを使っていないので,これから認識が変わるかも知れませんが...) あくまでこんな感じかなと思っています.
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