何かというと,要は連鎖ゲームで,効果的に人対人の対戦が成立するためには,どうすべしかという話です.

仮想的な部屋や台を用意して,そこに複数人が接続すると対戦が始まる,というのが標準的な仕組みで,この連鎖ゲームもその方式を使っているのですが,これまではなかなかすれ違いが多くて試合が成立しなかった.

部屋に入っても,しばらく待ってすぐに出てしまうという人が多く,たまたま2人以上が部屋に入っている時間が重なるということが,滅多に起こらなかったんです.

これは何とかせねば,とあれこれ悩んだ結果,部屋に入っていなくても,部屋の様子(誰が入っているか)を見ることができるようにしたところ,なぜか対戦の成立回数が増えた.

これが,一体なぜなのかという分析はまだよくできてないんですが,おそらく

  • プレイヤーが主体的に参戦するという状況を作り出す(乱入されるより乱入する方が好まれる)
  • 部屋の見通しを良くして,何が起こるのか,誰が出てくるのかよくわからないという印象を与えないようにする

というあたりかなと考えています.

で,これからの方向としては...部屋の見せ方を工夫することで,プレイヤーに部屋のイメージを直感的,クリアにわからせるという感じかのう.

現実世界に対戦台を置いたときに,その周りの人がその台に座りたくなるにはどうすべしか,ということと,基本的に同じはずなんだよな.


© 2024 KMIソフトウェア