Androidアプリで使用している地理院標高タイルを,テキスト形式からPNG形式に変更したときの性能の話
PNG版標高タイルの利用拙作のAndroidアプリ地図ロイド には3D地形表示機能がありますが, ここで国土地理院の標高タイル を使わせていただいています.今まではテキスト形式を使っていたのですが,PNG形式も使えるようになっているとのことで, 早速試してみました. ファイルサイズが小さくなる(約1/4)ため,ダウンロード時間の短縮による性能改善が見込めます. 実装例PNG版標高タイルのデコード例.AndroidのJavaBitmap bmp = [ダウンロードしたPNGから生成したBitmap] 性能の比較通信環境,端末の性能に依存するので値そのものに意味はないのですが, 手元のXperia Z5 Compactではこんな感じでした.タイル1枚あたりのおよその所要時間です.
▼ TXT版
▼ PNG版 考察
TXT形式で,CSVのデコード処理を単純にString#split()で実装している程度でしたら,このぐらいの違いが出そうです. CSVのデコード処理をC++等でカリカリに高速化していた場合でも, ダウンロードサイズが減るのは通信量の削減につながりますので,やった方が良い気がします. 今回のようにAndroidの場合は特に. |