DELL Inspiron2600にLinux(RedHat9)をインストールする DELL Inspiron2600へのLinux(RedHat9)インストールRedHatは,9より古いバージョンは今年いっぱいでサポートを打ち切るらしい. サポートと言っても,修正版のRPMを用意してくれなくなるだけのことではあるが,結構不便だ. RedHat9の予習として,予備機にインストールしてみることにした.
今回使ったハード/ソフト
1.インストールCD作成お金を出してパッケージを買いに行くのもいまいちなので,ダウンロードしてくる.しかし本家(redhat.com)は混んでいるのか遅すぎて全然話にならんので,ミラーサイトから... いくつか試して,うちからは一番速かったftp.riken.go.jp(理化学研究所)を使わせていただくことにした. ftp.riken.go.jpの/pub/Linux/redhat/から,以下のISOイメージをダウンロード.
そして,B's Recorder GOLDでCDを焼いた.メインウインドウの下側のペインに,ISOファイルをD&DすればOK. B's RecorderをWindowsNT4.0で使ったのですが,B'sをバージョンアップすると正常に焼けなくなってしまった (途中でブルースクリーンが出る). いったんB's Recorderを削除して,元のバージョン(1.51)を再インストールすれば復旧した. NTも動作対象OSに入っているのだが... だいたいダウンロードが3ファイルで2時間弱,CD焼きが1枚1時間弱でした.
2.Linux インストールインストール最初のMedia Checkで,Failedと言われた.よくわからんが,無視して続行する.
パーティション以下の構成とした.
パッケージカスタムで,以下のパッケージを選択した.
ディスプレイ
3.Linux設定FTP,TELNETサーバの起動再起動後,ログインして,GNOMEのメインメニューから, 「システム設定」-「サーバ設定」-「サービス」 で,telnetとvsftpdを開始する....簡単すぎる.各種設定が,かなりGUIから行えるようになっているようだ.
4.LinuxアップデイトCDからインストールしたモジュールは古いので,最新版にアップデイトしないとまずい.初めは今までの調子でこんなことをやってみたが, # rpm -Fvh ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/redhat/redhat/linux/updates/9/en/os/i386/*.rpm 警告:/var/tmp/rpm-xfer.nHFL3U: V3 DSA signature: NOKEY, key ID db42a60e エラー:/var/tmp/rpm-xfer.J04Bh0: V3 DSA signature: BAD, key ID db42a60e エラー:/var/tmp/rpm-xfer.J04Bh0 cannot be installed 画面の右下に「!」というマークが表示されていたのでこれを試しにクリックすると, 「RedHat更新エージェント」が動き出して,見事にアップデイトが実行された. これは楽だ.WindowsUpdateのような機能なんですな.
感想全体的に簡単で,Linuxのインストールは,もはやWebサイトのネタとして成り立たない時代になってしまったようです.設定も,コマンドでがしがし打ち込むも良し,GUIでのほほんと操作するも良し. |