家での開発では,今までソース管理にCVSNTを使っていた.

しかしサーバの老朽化(いや,ホントに)により,CVSサーバをスペックの良いLinux機に移すことにした.

CVSサーバの移行は,次の内容でうまく動いているような感じだ.

  1. CVSNTがWindows上に作っていたリポジトリ(CVSROOT配下)を直接Linux機にコピーする
  2. CVSROOT/passwd ファイルについては,Administratorグループを使っている行を変更する必要がある.(LinuxにはAdministratorグループが無いので)

面倒なので,以下のようなグループ無しの記述にした.

kamo::
それは良いのだが,クライアント側(eclipse)をどうするかが問題だ.

接続先を変えねばならない.

...eclipseがローカルに作っているファイルを眺めてみると,CVSディレクトリ配下のRootという名前のファイルに,接続先のリポジトリ情報(要はCVSROOTとして使うべき内容)が入っているように見える.

どうやら,eclipseのworkspace配下にあるそのRootファイルを全部,新しいCVSサーバを指すように書き換えれば解決しそうだ.

それで,書き換えるバッチを書いてみた.

workspace配下のCVSディレクトリのRootファイルの内容を書き換えるバッチファイルの例:

for /D /R C:\eclipse\workspace\kamoland %%I in (CVS*) do echo :pserver:kamo@inspiron:/var/cvsroot>%%~fI\Root
for /D /R C:\eclipse\workspace\rensaInfo %%I in (CVS*) do echo :pserver:kamo@inspiron:/var/cvsroot>%%~fI\Root

※この内容は,バッチファイルとして書く必要があるので注意.バッチでなく直接実行する場合は,%%を%に変更すれば良い(多分)

この例では,workspace配下の「kamoland」「rensaInfo」というプロジェクトに含まれるRootファイルの内容を,

:pserver:kamo@inspiron:/var/cvsroot
という内容(=新しい接続先情報)に書き換えている.

これでうまくいったようだ.


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