地図ロイドでは,地図上の場所に合わせて写真を登録し,地図上に表示することができます.その方法を説明します.

地図に写真を登録する

2012-02-28 バージョン7.9の複数写真登録機能を踏まえた内容に修正した

地図ロイドでは,地図上の場所に合わせて写真を登録し,地図上に表示することができます.

この機能を使えば,私のようにスマホのデジカメの画質で満足している人間であれば, 地図ロイドからカメラを起動して写真を撮影し,地図上に登録するという風にスマホで完結してなかなか便利だったりします. (´∀`)

この方法について説明します.

写真を登録する

山を歩いていて,武川岳の山頂に到着.ここで記念に写真を撮ることにします.

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左上の(i)ボタンを押します.これは従来からあるボタンです.

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この場所の情報が色々表示されますが,この画面で「写真を登録」を押してください.

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すると,写真を登録する方法を選べます. 今回はカメラを起動して写真を撮るので「写真を撮影」を選びます.

・・・カメラが起動しますので,写真を撮ってください・・・

写真を撮ると,登録する名前の入力画面が出ますので,入力してください. 面倒な場合は入力しなくても構いません.その場合は現在日時になります.

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また,Android 2.0以上の機種では,位置情報を埋め込むかどうかのチェックボックスが出ます. これをオンにすれば,写真にジオタグ(Exif)が設定されます.

ジオタグを設定すれば,対応しているソフトを使ってその写真を撮影場所にマッピングできたりして便利です.

写真がちゃんと撮れたかどうかを確認したい場合は,この画面に縮小表示されている写真をタップするとメニューが出ます.

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ここで拡大表示したり,失敗した場合はキャンセルすることができます.

また,「写真をさらに撮影」「写真をさらに選択」のボタンを使って,1つの場所に最大20枚まで写真を登録できます.

登録したい写真が整ったら,登録ボタンを押すと,ブックマークの先頭グループに登録されます. 地図ロイドには昔からブックマーク機能があるのですが, 写真はこの中に一緒に登録されるのです.(写真付きブックマークと呼んでいます)

ですので,写真を削除したり名前を変えたりといった操作は,ブックマークから行うことになります.

登録した写真は,地図上に表示されます.地図上に2枚以上ある場合は, 場所が中心に一番近いものが表示されます.

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上の青いボタンを押すと,メニューが出ます.

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「写真を表示する」を押すと,ギャラリー画面が開きます.

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ここで写真をタップすると,他のアプリで写真を開くことができます.

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例えばPhotoMap Maker で開くと,地図上に位置が出ますので,写真にジオタグがちゃんと設定されていることがわかりますし,

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QuickPic で開くと,普通に見れます.

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このQuickPicもジオタグには対応していますので, 住所を表示したり,マップで撮影位置を開くことができます.

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ギャラリー画面に戻りますが, ここでさらに右にスライドしていくと,他の地点に登録した写真も見ることができます. (地図上に青マークとして載っているものだけです)

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他の地点の写真を表示した状態で「閉じる」を押して閉じると, その場所に移動します.

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ここでは冬の蕨山の写真を表示した状態で「閉じる」を押したので, 蕨山に移動しました.

物理キーで写真を素早く撮る

写真を撮るときですが,上で説明した(i)ボタンを押して「写真を登録」を押して〜という方法は少々面倒ですので, 物理キーに割り当てることをお勧めします.

メニュー-設定から割り当てることができます. ちなみに私の場合は,音量+ボタンに割り当てています.これで割と素早く撮影できます.

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音量+ボタンを押すだけで,写真の登録を始められます.いきなり写真を登録する方法を選ぶメニューが出ます.

写真を整理する

山行が終わって写真をパソコンにコピーするなどして整理したい場合ですが, 写真のファイルはSDカードに入っています.

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このように,SDカードの chizroid/bookmark_ext/ というフォルダの中に入っていますが, ファイル名は数字の羅列で,一体どのファイルがどの写真なのかがわかりません.

先ほど写真を開いたPhotoMap MakerやQuickPicでファイル名を確認することはできますが, 量が多いと1個ずつ確認するのは大変です.

そういう場合には,ブックマークのCSV出力機能が使えます.

現時点(バージョン7.9)では,申し訳ありませんがCSV出力は複数枚の写真に対応しておらず,1枚目の写真のファイル名だけしか出力されません.

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ブックマーク一覧画面の右下の▽ボタンを押すとメニューが出ます.

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ここで「CSVファイルに出力」を選んでください.

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説明と入力欄が出ますが,特になければそのままで「ファイル出力」を押すと, 出力先のファイル名として表示されているようにSDカードに all_point.csv という名前のファイルが出力されます.

このファイルは,パソコン上でExcelで開いたりできますが, ここではAndroid上で開いて中身を確認してみます.

Jota Text Editor で開いてみます.

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文字コードは,CSV出力する時に指定したのと合わせてください.

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開くとこのように,名前,緯度,経度,写真の画像ファイル名がわかります.


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