米ドル小切手の換金方法

外貨小切手(ドル小切手)の換金

インターネット関係で収入を得た場合,外貨小切手で受領する場合が結構あります.

ここでは,AdsenseでGoogleから米ドル小切手をもらった,という状況での換金方法について書きます. つまり,以下の前提となります.

  • 額面$100以上である
  • citibank発行である

(額面$100未満というのも年末ならあり得るが, 別にそうであっても実際のところ,このページの内容には影響しない.)


換金業者

 私は利用していないのですが,換金業者に取り立て依頼して,日本円で受け取ることができるようです.

換金業者URL説明
LinkSensehttp://linksense.jp/額面$10以上の小切手で手数料1000円.換金までに100日かかる
J-TACThttp://www.j-tact.com/手数料は額面金額による(例:額面$200以上なら$19).換金まで30日
Get2Cashhttp://www.get2cash.com/手数料は換金にかかる日数による.(例:最短の3日なら額面の15%.60日なら$10

citibank

Googleから送られる小切手はcitibank発行なので,citibankに取り立てを依頼すれば, 手数料0円で済みます.

普通の銀行

普通の銀行でも換金できるようですが,残念! 手数料が2000円以上と高すぎです.

citibankでの換金の詳細

結局,citibankで換金することにしました. citibankで換金する場合,citibankに口座を開設する必要があります.

また残高が,外貨20万円相当以上または,円50万円以上という基準を満たさないと, 月2100円の口座維持手数料が発生します. そのため,それ相応の死に金を用意する必要があります. まぁ死に金とは限らないですけど.

さらに,支店に小切手を持参する必要があるため, 「交通費をあまりかけずにcitibankの支店に行けること」という条件があります. これはcitibankの支店網を考えると厳しい人が多いかも知れません.

だいたいこんな流れです.

  1. citibankに口座を開設する
  2. 口座維持手数料を回避するための金を入れる
  3. 小切手を持参して,citibankの支店に出かける
  4. 取引票(入金)を記入する
  5. 取引票と,裏書き(自分のサインを書く)した小切手を,窓口に提出する
  6. 処理してもらえる

citibankの場合,円口座に入金するか,ドルのままでマルチマネー口座に入金するかの選択も行えます. 為替相場の状況によっては,ドルのままで持っておくというのも面白いかも知れません.

今回初めてだったので,取引票の書き方がさっぱり分からず苦労したのですが, 結局要点をまとめると,

  • マルチマネー口座にドルのままで入金する場合,マルチマネー口座の口座番号を書く(これはキャッシュカードに書かれていない)
  • 起算日は銀行側が記入するので,書いちゃ駄目
  • 金額の書式は「US$200.00」という風に頭に「US$」を付ける
  • 受取理由は適当に「広告掲載料」としたが,特に何も言われなかった

「起算日」というのが入金の日付になるようだが,ここには1ヶ月後の日付が書かれていた. なので,少なくとも今回は換金まで1ヶ月かかるようだ.

また裏書きは,単に日本語で自分のサインを書くだけだったので, 少し拍子抜けした.英語で書かされるのかとビビっていたのです...


雑感

取引票に限らずcitibankのサービスって極限まで最適化しているようで, とっかかりで戸惑うところがある.

取引票の記入サンプルを,何で置いてないのかなぁ...

でも,支店の人は普通に対応してくれたし,2回目以降はこれで良いような気はする.


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