RensaYomi4-4クラスで実装されているAI-COMロジックについて,説明する.


優先順位とルール

  • 1.窒息しないこと
  • 2.以下のいずれかの条件を満たすなら,最大連鎖数の連鎖を発火する
    • 2-1) 自フィールドが危機
    • 2-2) 相手が残り3連鎖以下を発動している
    • 2-3) 相手が2連鎖以上を発火できない状態で,こちらが最大3〜5連鎖を発火できる
  • 3a.発火候補点で発火したと仮定したときに生じる連鎖数
  • 3b.NEXT2を積んだ状態で,発火候補点で発火したと仮定したときに生じる連鎖数
  • 4.同色連結個数の多さ(長連規制)
  • 5.できるだけ下に置く

2-3)以外は,RensaYomi4-3と全く同じ.


各ルールの意味

2-3) 相手が2連鎖以上を発火できない状態で,こちらが3〜5連鎖を発火できるなら,発火する

これまでのAIはとにかく大連鎖指向で,できるだけ大きい連鎖を作って発火するという方針だった. しかし,人間との対戦でまともに連鎖勝負になると,今のAIの連鎖力(7〜10連鎖程度)からして勝ち目がない.

そこで,大連鎖だけではなく,状況によっては速攻をさせてみようという試みである.

相手のフィールドに対して,発火候補点による積みの評価をk=3で行い, 結果として得られた発火連鎖数の最大値が1以下であれば,相手は2連鎖以上を発動できない状態だとわかる.

その状態であれば,速攻を仕掛けてみることにする.

こちらが発動する連鎖数を3〜5に制限しているのは,

  • 2連鎖以下だと,掘り起こされて復旧される可能性が高い
  • 6連鎖以上だと,連鎖進行に時間がかかるので,相手が発火できる可能性が高い

という理由.


総括

的確に隙を突いて速攻してくる訳なので,結構効果的だ.人間にしては,厳しい.

相手フィールドをとことん分析できてしまうという,AIの強みが表れている.

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