KaidanTumiクラスで実装されているAI-COMロジックについて,説明する.

優先順位とルール

  • 1.同色連結個数の多さ
  • 2.同じ列に存在する同色個数
  • 3.隣接行の下方に存在する同色個数
  • 4.できるだけ下に置く

その他のルール

以下の条件を満たす場合は,1連鎖以上を行わない.
  • 両端を除いた全4列の上から5段目が,全て空白である


各ルールの意味

1.同色連結個数の多さ

これは即時消しでも使われている基本ルールで,できるだけ同じ色をつなげるというもの.

2.同じ列に存在する同色個数

同じ色を同じ列に固めることで,
  • 階段の土台(同色が縦3個)
  • 縦はさみ込み

の形成を促す.ただし,縦はさみ込みの考慮はさっぱり不十分だったりする.どういうことかというと,

この図の積む込み(青青)で,左図と右図では明らかに状況が異なるのに,本ルールでは同じ評価点が与えられてしまうのです.改善の余地あり.

3.隣接行の下方に存在する同色個数

これは,言葉で聞いてもおそらく意味不明だと思われる.要はこの図において,

  • Aに積む - NG
  • Bに積む - OK

ということです.AもBも,隣の行に同じ色が存在するのですが, Bの場合のそれは下方にあります.下にあるものだけを,評価点の対象にします.

このルールによって,階段の屋根?(落ちてくる部分)の形成が促進されるでしょう.

4.できるだけ下に置く

上記のルールに当てはまらない場合,窒息のリスクをできるだけ減らすために,下に置きます.

その他.両端を除いた全4列の上から5段目が,全て空白である

要は,フィールドがある程度埋まるまでは,消さないということです.こまめに消すと,連鎖にならないゆえ.

ただこれは致命的な弱点でもあって,フィールドが埋まってから発動しても手遅れということがよくあるのでした.


総括

弱点は多いものの,3連鎖程度はそこそこ安定して作れることに驚いた (6連鎖まで目撃した).かえる積みの域は越えていると思う.

ただ,ルール3がいまいち効いていないのか,階段より縦ばさみ主体になっているのがいまいち.

kamolandをフォローしましょう


© 2019 KMIソフトウェア