遅ればせながら、ウェブ進化論を読んだ。 面白かったので良かったのですが、自分の中で悶々としている問題は解決できなかった。
この本のp.120には「Web2.0・ウェブサービス・API公開」という節があり、 不特定多数に対して、新しいサービスを構築できるようにデータやサービスを開放するのがWeb2.0の特質 ということで、WebサービスのAPIを公開することについて言及されている。 Amazonであれば、確かにこの本に書かれているとおり、API公開が
となり、直接Amazonの利益につながるということで納得できるのだが、それではGoogle Web Service、Google Maps APIはどうなのか?が俺の悶々としているところ。 もちろんAPIを公開することによって、Googleの思いつかなかったような新しい検索アプリケーションが開発される可能性があるわけだが、しかしその先に何があるのか、API公開にリソースを割いた上でもGoogleにとってビジネス上の利益があるのか、どうもよくわからない。 今の俺の理解では、
ということなんですが、さすがにそれはないよなぁ。 まさか、将来的に、Google MapsのAPI経由で取得した地図データに、広告が載ってきたりするとか??? そんな当たり前すぎるものではなく、何かとんでもないビジネスモデルが秘められているのかねぇ。 |