Page 188 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼エラー点のクリーニング方法について 山好きおじさん 14/6/14(土) 11:06 ┗Re:エラー点のクリーニング方法について kamoland 14/6/14(土) 21:45 ┗Re:エラー点のクリーニング方法について 山好きおじさん 14/6/16(月) 20:46 ┗Re:エラー点のクリーニング方法について kamoland 14/7/5(土) 9:57 ┗Re:エラー点のクリーニング方法について 山好き 14/9/18(木) 18:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : エラー点のクリーニング方法について ■名前 : 山好きおじさん ■日付 : 14/6/14(土) 11:06 -------------------------------------------------------------------------
本年3月から「山旅ロガーGold」「地図ロイド」を利用させて頂いています. エラー点の除去(クリーニング)方法についてお伺いします。 ログデータ保存時には自動クリーニングをしないで、編集ツールのクリーニング機能を使用し、スムーズな軌跡になるようにしています。 谷底を歩くような場合、GPS電波の受信状態が悪く、測定位置が大きく振れ(〜数km)、直後に比較的正常な位置に戻るような時があります。このログデータに(最大200点の条件で)クリーニングを適用しても、数回繰り返さないと振れた位置が除去できません。大きく振れた位置は真っ先に除去されても良いような気がするのですが。エラー点の除去にはどのようなルールが適用されているのでしょうか。 例えば、以下のようなルールは如何でしょうか。 GPSの注目位置pとΔt後のp+1の(高度データの信頼性は低いようなので)緯度、経度データから求めた移動距離をLとすると、 その間の平均移動速度Vは V=L/Δt となります。 人が歩く平均速度をWとして、 V > W+α (αは適当なマージン) となる位置情報は、あり得ないものとして削除します。 但し、p+1位置が削除された場合は、p+2がp+1となり、Δtを積算し、再度同じ計算を繰り返します。削除される位置が連続しても、歩行速度はおおよそ一定しているので、いずれ正しい位置が現れるはずです。ただ、連続して大きく振れた位置が現れると、Δtがだんだん大きくなるので、誤差のあるデータを正しいデータとして認識してしまう可能性はあります。 ご検討頂ければ幸いです。 |
エラー点の除去ですが, 連続する3点を p1,p2,p3 としたときに,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度をθとして, 誤差 = -cosθとしています. この値が大きいp2から順に,削除しています. (削除,再計算を繰り返します) 正常に進んでいれば,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度θは小さいのですが, 突然違う場所に飛ぶと戻るときにθが大きくなるため,誤差が大きいという扱いになります. 速度の変化量(=加速度)で判定できるかどうかは,アプリとしては徒歩以外も想定していますので,難しいところだと思います. ただルールの話はともかくとして,実際のデータで効率的に除去できていないということで,それは了解しました. クリーニング機能で,速度を基準にしたクリーニングのモードを追加するのも良いかも知れません. ▼山好きおじさんさん: >本年3月から「山旅ロガーGold」「地図ロイド」を利用させて頂いています. > >エラー点の除去(クリーニング)方法についてお伺いします。 >ログデータ保存時には自動クリーニングをしないで、編集ツールのクリーニング機能を使用し、スムーズな軌跡になるようにしています。 >谷底を歩くような場合、GPS電波の受信状態が悪く、測定位置が大きく振れ(〜数km)、直後に比較的正常な位置に戻るような時があります。このログデータに(最大200点の条件で)クリーニングを適用しても、数回繰り返さないと振れた位置が除去できません。大きく振れた位置は真っ先に除去されても良いような気がするのですが。エラー点の除去にはどのようなルールが適用されているのでしょうか。 > >例えば、以下のようなルールは如何でしょうか。 >GPSの注目位置pとΔt後のp+1の(高度データの信頼性は低いようなので)緯度、経度データから求めた移動距離をLとすると、 >その間の平均移動速度Vは >V=L/Δt >となります。 >人が歩く平均速度をWとして、 >V > W+α (αは適当なマージン) >となる位置情報は、あり得ないものとして削除します。 >但し、p+1位置が削除された場合は、p+2がp+1となり、Δtを積算し、再度同じ計算を繰り返します。削除される位置が連続しても、歩行速度はおおよそ一定しているので、いずれ正しい位置が現れるはずです。ただ、連続して大きく振れた位置が現れると、Δtがだんだん大きくなるので、誤差のあるデータを正しいデータとして認識してしまう可能性はあります。 > >ご検討頂ければ幸いです。 |
早速、ご回答ありがとうございました。 提案しましたクリーニングのルールは歩行以外の自転車や車の場合でも、平均速度Wの設定を変更するだけで、適用できると思います。 ただ、それらが、混在する場合は不可ですね。 ご検討よろしくお願いします。 ▼kamolandさん: >エラー点の除去ですが, >連続する3点を p1,p2,p3 としたときに,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度をθとして, >誤差 = -cosθとしています. >この値が大きいp2から順に,削除しています. >(削除,再計算を繰り返します) > >正常に進んでいれば,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度θは小さいのですが, >突然違う場所に飛ぶと戻るときにθが大きくなるため,誤差が大きいという扱いになります. > >速度の変化量(=加速度)で判定できるかどうかは,アプリとしては徒歩以外も想定していますので,難しいところだと思います. > >ただルールの話はともかくとして,実際のデータで効率的に除去できていないということで,それは了解しました. > >クリーニング機能で,速度を基準にしたクリーニングのモードを追加するのも良いかも知れません. > > >▼山好きおじさんさん: >>本年3月から「山旅ロガーGold」「地図ロイド」を利用させて頂いています. >> >>エラー点の除去(クリーニング)方法についてお伺いします。 >>ログデータ保存時には自動クリーニングをしないで、編集ツールのクリーニング機能を使用し、スムーズな軌跡になるようにしています。 >>谷底を歩くような場合、GPS電波の受信状態が悪く、測定位置が大きく振れ(〜数km)、直後に比較的正常な位置に戻るような時があります。このログデータに(最大200点の条件で)クリーニングを適用しても、数回繰り返さないと振れた位置が除去できません。大きく振れた位置は真っ先に除去されても良いような気がするのですが。エラー点の除去にはどのようなルールが適用されているのでしょうか。 >> >>例えば、以下のようなルールは如何でしょうか。 >>GPSの注目位置pとΔt後のp+1の(高度データの信頼性は低いようなので)緯度、経度データから求めた移動距離をLとすると、 >>その間の平均移動速度Vは >>V=L/Δt >>となります。 >>人が歩く平均速度をWとして、 >>V > W+α (αは適当なマージン) >>となる位置情報は、あり得ないものとして削除します。 >>但し、p+1位置が削除された場合は、p+2がp+1となり、Δtを積算し、再度同じ計算を繰り返します。削除される位置が連続しても、歩行速度はおおよそ一定しているので、いずれ正しい位置が現れるはずです。ただ、連続して大きく振れた位置が現れると、Δtがだんだん大きくなるので、誤差のあるデータを正しいデータとして認識してしまう可能性はあります。 >> >>ご検討頂ければ幸いです。 |
山旅ロガーのバージョン4.24で,移動速度を使った除去方式に対応しました. # 実際に試してみると,結構いい感じですね ▼山好きおじさんさん: >早速、ご回答ありがとうございました。 > >提案しましたクリーニングのルールは歩行以外の自転車や車の場合でも、平均速度Wの設定を変更するだけで、適用できると思います。 >ただ、それらが、混在する場合は不可ですね。 >ご検討よろしくお願いします。 > > >▼kamolandさん: >>エラー点の除去ですが, >>連続する3点を p1,p2,p3 としたときに,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度をθとして, >>誤差 = -cosθとしています. >>この値が大きいp2から順に,削除しています. >>(削除,再計算を繰り返します) >> >>正常に進んでいれば,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度θは小さいのですが, >>突然違う場所に飛ぶと戻るときにθが大きくなるため,誤差が大きいという扱いになります. >> >>速度の変化量(=加速度)で判定できるかどうかは,アプリとしては徒歩以外も想定していますので,難しいところだと思います. >> >>ただルールの話はともかくとして,実際のデータで効率的に除去できていないということで,それは了解しました. >> >>クリーニング機能で,速度を基準にしたクリーニングのモードを追加するのも良いかも知れません. >> >> >>▼山好きおじさんさん: >>>本年3月から「山旅ロガーGold」「地図ロイド」を利用させて頂いています. >>> >>>エラー点の除去(クリーニング)方法についてお伺いします。 >>>ログデータ保存時には自動クリーニングをしないで、編集ツールのクリーニング機能を使用し、スムーズな軌跡になるようにしています。 >>>谷底を歩くような場合、GPS電波の受信状態が悪く、測定位置が大きく振れ(〜数km)、直後に比較的正常な位置に戻るような時があります。このログデータに(最大200点の条件で)クリーニングを適用しても、数回繰り返さないと振れた位置が除去できません。大きく振れた位置は真っ先に除去されても良いような気がするのですが。エラー点の除去にはどのようなルールが適用されているのでしょうか。 >>> >>>例えば、以下のようなルールは如何でしょうか。 >>>GPSの注目位置pとΔt後のp+1の(高度データの信頼性は低いようなので)緯度、経度データから求めた移動距離をLとすると、 >>>その間の平均移動速度Vは >>>V=L/Δt >>>となります。 >>>人が歩く平均速度をWとして、 >>>V > W+α (αは適当なマージン) >>>となる位置情報は、あり得ないものとして削除します。 >>>但し、p+1位置が削除された場合は、p+2がp+1となり、Δtを積算し、再度同じ計算を繰り返します。削除される位置が連続しても、歩行速度はおおよそ一定しているので、いずれ正しい位置が現れるはずです。ただ、連続して大きく振れた位置が現れると、Δtがだんだん大きくなるので、誤差のあるデータを正しいデータとして認識してしまう可能性はあります。 >>> >>>ご検討頂ければ幸いです。 |
改訂バージョンがダウンロードできたので、適用してみましたが、「移動角で除去」の場合は、5〜6回繰り返さないと所望の軌跡になりませんでしたが、1〜2回で得られるようになりました。 ありがとうございました。 ▼kamolandさん: >山旅ロガーのバージョン4.24で,移動速度を使った除去方式に対応しました. > ># 実際に試してみると,結構いい感じですね > >▼山好きおじさんさん: >>早速、ご回答ありがとうございました。 >> >>提案しましたクリーニングのルールは歩行以外の自転車や車の場合でも、平均速度Wの設定を変更するだけで、適用できると思います。 >>ただ、それらが、混在する場合は不可ですね。 >>ご検討よろしくお願いします。 >> >> >>▼kamolandさん: >>>エラー点の除去ですが, >>>連続する3点を p1,p2,p3 としたときに,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度をθとして, >>>誤差 = -cosθとしています. >>>この値が大きいp2から順に,削除しています. >>>(削除,再計算を繰り返します) >>> >>>正常に進んでいれば,ベクトル p1p2 と p2p3 のなす角度θは小さいのですが, >>>突然違う場所に飛ぶと戻るときにθが大きくなるため,誤差が大きいという扱いになります. >>> >>>速度の変化量(=加速度)で判定できるかどうかは,アプリとしては徒歩以外も想定していますので,難しいところだと思います. >>> >>>ただルールの話はともかくとして,実際のデータで効率的に除去できていないということで,それは了解しました. >>> >>>クリーニング機能で,速度を基準にしたクリーニングのモードを追加するのも良いかも知れません. >>> >>> >>>▼山好きおじさんさん: >>>>本年3月から「山旅ロガーGold」「地図ロイド」を利用させて頂いています. >>>> >>>>エラー点の除去(クリーニング)方法についてお伺いします。 >>>>ログデータ保存時には自動クリーニングをしないで、編集ツールのクリーニング機能を使用し、スムーズな軌跡になるようにしています。 >>>>谷底を歩くような場合、GPS電波の受信状態が悪く、測定位置が大きく振れ(〜数km)、直後に比較的正常な位置に戻るような時があります。このログデータに(最大200点の条件で)クリーニングを適用しても、数回繰り返さないと振れた位置が除去できません。大きく振れた位置は真っ先に除去されても良いような気がするのですが。エラー点の除去にはどのようなルールが適用されているのでしょうか。 >>>> >>>>例えば、以下のようなルールは如何でしょうか。 >>>>GPSの注目位置pとΔt後のp+1の(高度データの信頼性は低いようなので)緯度、経度データから求めた移動距離をLとすると、 >>>>その間の平均移動速度Vは >>>>V=L/Δt >>>>となります。 >>>>人が歩く平均速度をWとして、 >>>>V > W+α (αは適当なマージン) >>>>となる位置情報は、あり得ないものとして削除します。 >>>>但し、p+1位置が削除された場合は、p+2がp+1となり、Δtを積算し、再度同じ計算を繰り返します。削除される位置が連続しても、歩行速度はおおよそ一定しているので、いずれ正しい位置が現れるはずです。ただ、連続して大きく振れた位置が現れると、Δtがだんだん大きくなるので、誤差のあるデータを正しいデータとして認識してしまう可能性はあります。 >>>> >>>>ご検討頂ければ幸いです。 |